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軽巡洋艦「神通」と射水神社

73年前の昭和18年7月13日、大日本帝国海軍の軽巡洋艦「神通」は、コロンバンガラ島沖海戦に参加、最終的にアメリカ軍駆逐艦の発射した魚雷が命中し、艦長の佐藤寅治郎大佐はじめとする482名の乗員が戦没されました。

神通は、大正11年8月神戸川崎造船所で起工。大正12年12月進水。大正14年7月竣工・就役後、戦没までの間、水雷戦隊の旗艦としての任をよく果たしたと評価されており、昭和18年7月の海戦でも戦闘序盤より、探照灯照射を実施し米艦隊の眼をひきつけたことによって、本来の任務であるコロンバンガラ島輸送作戦を成功に導いています。

戦後70年の節目を迎えた昨年、歴史学者・久野潤氏が当社へ参拝され、軍艦が竣工した当時の社務日誌などの記述によって明らかとなる歴史もあることから、大正期から昭和期にかけての「参拝者芳名録」をご覧いただき、歴代の神通艦長はじめ、副艦長、乗員の芳名が新たに確認されました。

そして、国防の任にあたる軍艦には、神社のご祭神の分霊をいただいて艦内に祀る習慣(艦内神社)があり、この方面での研究・調査が進展し、神通が当初は皇大神宮をお祀りし、その後、当射水神社の分霊を奉祀したことなどが明らかになっています。

祖国のため、家族のためと、尊い命を捧げられた歴史の上に今日の平和は築かれています。先人への感謝と慰霊・顕彰を忘れることなく、日々の生活、神明奉仕に努めなければならないと思う次第です。

 

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