御礼「式年大祭」を麗しく賑々しく斎行

この度は「御遷座百五十年 式年大祭」の斎行並びに記念事業の完遂へ格別なるお心をお寄せいただきましたこと、誠に有り難く、篤く御礼申し上げます。

さて、9月13日よりの奉祝神賑行事では、350名の稚児行列や春風亭昇太師による奉納落語と高岡城談議、そして能登半島地震復興祈念の「御陣乗太鼓」を皮切りに、5日間に及ぶ式年大祭をお蔭様で無事に斎行することが出来ました。

とりわけ、神山・二上山の元宮・二上射水神社へは、新造の『御鳳輦』で2日間に亘る「御神幸」を奉仕し、沿道から多くの皆様にお参りいただきましたことは感謝に堪えません。

また、加賀藩祈祷所として今日の当社の礎を築かれた藩政期の御領主・前田家十九代当主 前田利宜様には、二十代様方ともお揃いにてお参りされ、御歴代由縁の品もご覧いただきました。

射水神社では、向後一層の御神徳の発揚に努め、地域の安寧と発展に繋げて参る所存です。

ご崇敬の皆様方に御礼のご挨拶まで申し上げますと共に、益々のご隆昌・健康を衷心よりお祈り致します。

 

令和7年9月吉日

 

越中総鎮守一宮 射水神社 宮司 炭 谷 淳

射水神社崇敬奉賛会 会長 菅野 克志

 

御神幸「御旅神事」(菅野家住宅)