季節の祭事を通して ご祭神の御心に触れる
新旧四季の祭りを織り交ぜ、年間60余の祭典を斎行

射水神社では、四季折々にお祭りが執り行われています。

春祭りは4月23日、秋祭りは遷座当日の9月16日に斎行。
なかでも最重儀である例祭の春祭りには、旧社地の二上射水神社で、古くから伝わる「築山行事」が行われます。

また古の信仰を今に伝える祭事ばかりでなく、時代に即した新たな祭事も四季折々に執り行われています。

 

毎月 1日 朔日祭・23日 月次祭

どなた様でもご参列いただけます。どうぞお参りください。

1日

朔日祭 ついたちさい

毎月1日は月初めの祭典が行われ、御神前に「一宮朔幣 (いちのみやさくへい)」と「つきたて菓子」(祭典後、お求めいただけます)が奉られます。

つきたて菓子
つきたて菓子

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23日

月次祭 つきなみさい

毎月23日(御縁日)にも恒例の祭典が行われております。

朔日祭・月次祭

1月 一年の感謝と、新年の祈り

1日

歳旦大祈願祭 さいたんだいきがんさい 初詣

新春を寿ぎ、皇室と国家の繁栄とともに、崇敬者各位の生業繁栄・家内安全をお祈りします。初詣には射水の大神様の御神徳を仰ぐべく、多くの参拝者が訪れ、一年の感謝と新年の祈りが捧げられます。

翌2日には『富山県若鳶会』による「吉例 木遣り・纏振り」が奉納され、初春の古城の杜に江戸木遣りが響く中、勇ましく纏が振られます。

初詣

吉例 木遣り・纏振り

14日

左義長 さぎちょう 射水の火祭り

古式の発火法で摩擦熱で種火を作る「舞鑚(まいぎり)」によって、御神前で清らかな〝御神火(忌火)〟を起こし、高さ約10m超のやぐらに点火、お正月飾りや一年間お守りいただいたお守りや縁起物、書き初めなどを焚き上げます。
この御神火にあたると一年が無病息災と伝えられ、一年の感謝を込めて、毎年多くの方がお参りされます。

左義長

 

左義長 ― 射水の火祭り ―

2020年1月14日(火)
火鑽神事(社殿)…午後6時

点火の儀(境内)…午後6時30分[午後9時頃まで]

お受けできるもの お神札・お守り・縁起物[破魔矢・熊手・ダルマなど]・しめ飾り・書き初め
お受けできないもの 年賀はがき・仏具・写真・祝儀袋・鏡餅のプラスチックケース
人形(天神様・ぬいぐるみなど)
※人形は毎年6月30日の「人形感謝清祓式」でお預かりしております。
  • 神棚は、焼納初穂料として3,000円以上の志をお納めください。
  • ナイロン袋はお預かりできませんので、紙袋でお持ちください。
  • ご持参された古い神札は、必ず神職・係員にお渡しください。

上旬

交通安全祈願祭 無火災祈願祭

富山県内の交通安全「無事故・無違反」「無火災」を祈願します。

交通安全祈願祭 無火災祈願祭

2月 開運厄除大祭始め、多くの祭典を斎行

3日

開運厄除大祭 節分祭

鬼

一年は立春・立夏・立秋・立冬を節目として四季に分かれ、それぞれの前日が〝節の分かれ目〟です。本来、年に4度ある節分のうち、冬から春へと移る〝立春の前日〟が特に強調されるようになりました。

当神社では、年中行事に親しむため、旧来の節分行事を再考し、「鳴弦(めいげん)の儀」と「鬼追いの儀」を行っています。

「鳴弦の儀」は、矢をつがえずに弦を引き、 その音を鳴らすことによって悪鬼・邪気を祓うもので、青竹の弓を手にした宮司が祝詞舎(幣殿)で鬼門と裏鬼門の方角に向けて鳴弦を行います。
「鬼追いの儀」は、本殿に差し掛かる手前の中門に現れた〝鬼〟に向かい、宮司が「鬼遣(や)ろう!」の掛け声とともに豆を打って鬼を追い払います。

その後、当年の年男年女、厄年の男女が「福男」「福女」として災厄消滅の福豆を打ち、開運招福をお祈りします。

開運厄除大祭 節分祭

開運厄除大祭 節分祭

11日

紀元祭 きげんさい

「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」国民の祝日で、神武天皇(じんむてんのう)が即位をされたことに由来します。日本の建国をお祝いし、国家の隆昌と皇室の弥栄、国民の幸福、世界の平安をお祈りします。

紀元祭

17日

祈年祭 きねんさい

新穀をお供えする11月の新嘗祭(にいなめさい)と対をなし、4月の例祭・9月の秋季大祭と同様に最重儀の大祭式で行われる四大祭のひとつです。

一年の五穀豊穣、ひいては農林水産商工営業等、全ての産業の発展振興と国家の安泰をお祈りします。

祈年祭

23日

天長祭 てんちょうさい

今上天皇のご生誕をお祝いし、皇室と国家のさらなる繁栄をお祈りします。

天長祭

3月 桃花を献供

3日

桃花祭 とうかさい

「ひなまつり」の日、大前に供花神饌(きょうかしんせん)として「桃」が特別に献じられ、春風に誘われて咲きほころんだ桃の花が春の香を漂わせます。

桃花祭

4月 古から続く、最重儀の祭儀を斎行 さらなる繁栄を祈る

3日

神武天皇祭遙拝 じんむてんのうさいようはい

神武天皇崩御の日に、「神武さん」の愛称で親しまれている橿原神宮を遙拝し、肇国の御偉業を讃えます。

神武天皇祭遙拝

23日

最重儀 例祭 れいさい

ご祭神・二上神の神威霊験に感謝し、皇室の弥栄と国家の繁栄、国民の平穏を祈ります。本社祭典では、献幣使を始め神社役員・崇敬者ら多数のご参列の下、厳かに執り行われ、昭和天皇が昭和8年(1933)に、世の泰平を祈ってお詠みになられた御製「天地の神にぞ祈る朝なぎの 海のごとくに波たたぬ世を」をもとに、同15年(1940)、皇紀2600年を奉祝して、時の宮内省楽長の多忠朝(おおのただとも)氏が作曲振付された「浦安の舞」を本装束姿の巫女二人が奉奏します。

同日、午後2時、二上山の麓の元鎮座地の二上射水神社では古例の「築山行事」(県指定無形民俗文化財)が行われ、地元小学校に通う児童らによって神楽「末広の舞」が奉奏されます。

例祭

築山行事

6月 夏の祓い「いみづの輪くぐり」で半年の締めくくり

27日

鎮火祭 ちんかさい

明治33年(1900)6月27日、高岡市二番町付近より出火し、記録では、たき火が西南からの強い風にあおられて3589戸を焼き尽くしたと伝えられます。
火の粉は当神社にもおよび、社殿を悉く焼失したため、仮殿に祀られ、同35年に現在の社殿が竣工しました。

「ほしずめのまつり」とも言われ、発生した「高岡大火」の日を思い起こして防災の思いをあらたにし、災害が二度と起らぬよう、守護を祈るお祭りとして執り行います。

鎮火祭

30日

夏越大祓 なごしのおおはらえ 人形感謝清祓式 にんぎょうかんしゃきよはらえしき

6月30日の大祓は『夏越の大祓』ともよばれ、「茅の輪くぐり」とともに、「人形代(ひとかたしろ)」によるお祓いが行われます。その祝詞の最後にも、神職が「川に災厄を持って行き流す」と記されるなど、本来は川辺で神事が執り行われていました。

しかしながら、今日では、全国の神社の多くで、河川に人形代を流すことは出来ず、お祓いの後は焼納することで代えられている現状であり、当社でも諸社同様に行われてきました。
そのため、当神社では様々な祭儀考証のもと、より本来の祭祀の姿に近付けるべく、大伴家持卿生誕千三百年を迎えた平成29年より新たな試みとして、『万葉集』を編纂した家持卿が詠み、当社に関しても所縁が深い「射水川」(現在の小矢部川河口)の水を、清らかな川の流れに見立てた三本の斎串御幣(いぐしごへい)が立てられた檜樽に注ぎ湛え、清浄な〝斎水(いみず)〟として舗設。茅の輪くぐりの後、自身の災厄・罪穢れを移して手にする「人形代」を参列者それぞれが水に浮かべてお祓いします。

本来、「大祓」は毎年6月と12月末に行われ、半年間の罪穢れを神々のお力によって祓い清め、人間本来の清浄な心身に復する意味があり、平安時代には既に確立されていた国家行事です。
現在も宮中や伊勢の神宮、全国の神社でも行われ、清浄を貴ぶ日本人にとって大切な神事として伝わります。

人形感謝清祓式では、各家庭で大切にされ、役目を果たした富山ならではの風習である天神様や雛人形、五月人形、ぬいぐるみ等をお納めいただき、祓い清めます。

夏越大祓

夏越大祓

上旬

越中 泣き笑い 赤ちゃん相撲-人生の初土俵-

相撲と神事は極めて密接な由緒があり、越中の国、富山県の総鎮守・総氏神と親しく崇められる当神社で成長祈願を執り行い、神殿の特設相撲場で奉納「越中泣き笑い相撲」が開催されます。
〝丈夫で健康な子に育ってもらいたい〟という親心はいつの時代も変わらない素直な願いです。

『泣き相撲』は、赤ちゃんの健やかな成育を祈願する日本の伝統行事として、300年以上の歴史がある神事です。
全国の神社でも「泣き相撲」として開催されていますが、特に射水神社では『泣き笑い相撲』として、特に印象深い笑顔の赤ちゃんにも勝敗の基準を設けています。
〝化粧まわし〟を締めた赤ちゃんが「人生の初土俵」へあがる姿はとても可愛らしくも逞しくもあり、赤ちゃんの泣き声や笑顔で行司が勝負を決します。
赤ちゃんが抱えられながら泣き合う姿、周りの大人たちの一所懸命に応援する姿が観衆の笑顔を誘います。

ルール

本来、勝敗は関係なく、元気な姿を神様に見てもらうことに意義があります。
基本的には、「元気よく泣いた方や、満面の笑顔があふれた方が勝ち」となります。

越中 泣き笑い 赤ちゃん相撲

越中 泣き笑い 赤ちゃん相撲

中旬

茶筌塚祭-愛用の茶筅に感謝を込めて-

木々の青々とした葉が生い茂る高岡古城公園・中の島の茶筌塚で、茶会に先立ち行われているお祭りで、茶道裏千家淡交会と古儀茶道藪内流が各年で奉仕をされています。

茶筅が御神前に据えられて、清祓の後に焼納され、参列員一同が日頃使い慣らした茶筅に感謝し、更なる精進を誓います。

茶筌塚祭

7月 全国的にも稀な「うなぎ奉献祭」

土用の
丑の日

鰻奉献無病息災祈願祭

越中国守であった大伴家持卿生誕千三百年を記念し、平成29年より新たに行われている祭事で、「土用の丑の日」に生きたままの鰻二尾と、蒲焼きに調理された鰻が高坏に盛られ、家持卿が詠まれた歌を記した短冊を添えて御神前に奉り、夏の無病息災を祈ります。なお、祭典後に生きた鰻は射水川と詠まれた小矢部川へと放流されます。

一般的に「土用の丑の日」に鰻を食べることは江戸時代に平賀源内が広めたとされています。
しかし、実際には鰻の滋養強壮が夏バテ防止に良いことは古くから知られており、平賀源内は『万葉集』巻16に所収される大伴家持卿が詠んだ古歌があったことを根底にしたと言われています。

石麿に われ物申す 夏痩に 良しといふ物そ 鰻取り食せ

[訳]石麻呂さんに申し上げます。夏痩せに良いそうですから、鰻を捕ってお召し上がり下さい。
(大伴家持『万葉集』巻16‐3853番歌)

つまり、現代において、日本の年中行事の一つとして、また夏の伝統食文化として広く定着した鰻が、実は越中国ゆかりの大伴家持卿が詠まれた歌がもとであったのです。

鰻奉献無病息災祈願祭

鰻奉献無病息災祈願祭

第3金~
日曜日

奉納書道展

園児から小中高生、成人、一般まで、県内外から約1千点の応募がある奉納書道展です。
表彰式当日には、奉納奉告祭と併せて、筆感謝清祓式が行われ、日頃使い慣らした筆に感謝し、御神前で更なる書芸の上達を誓います。

奉納書道展

8月 万葉集の七夕歌を奉灯に

1~
7日

七夕祭

富山の夏の風物詩「高岡七夕まつり」にあわせて、8月1日からの期間中、社殿の向拝には、七夕の大きな吹き流しや笹飾り、参拝の方によって結び付けられた色とりどりの短冊が夏風に揺れ、鮮やかに境内を彩ります。

園児の描いた絵と『万葉集』の七夕歌がしたためられた「奉灯」には、夕暮れになると明かりが灯され、幻想的な光景の中、夏の風情を味わえます。

7日当日、諸芸上達・縁結びを願って、御神前には七夕にちなんだ神饌「素麺(天の川・織り糸)」と「金平糖(星)」や筆・ 短冊・すずり箱と雅楽器が供えられ、子供たちが元気な声で「たなばたさま」を奉唱します。

その後、境内では「願い短冊」のお焚き上げが行われます。

七夕祭

七夕祭

9月 かつて「高岡総祭り」として行われた越中の秋祭り

16日

秋季大祭 しゅうきたいさい

ご祭神・二上神の御神徳と豊かな実りに感謝するお祭りで、かつての鎮座地・二上山麓から、現在の高岡城本丸跡へ遷座した日に斎行されています。

秋季大祭

10月 “こころのふるさと“お伊勢さんを思う

17日

神嘗奉祝祭 かんなめほうしゅくさい

宮中と伊勢の神宮で行われる神嘗祭(かんなめさい)を遙かに拝礼して奉祝します。宮中では天皇陛下御親ら御告文(祝詞)を奏上されます。

神嘗奉祝祭

11月 越中名産を奉る最大の収穫祭と、健やかな成長を祈願

3日

明治祭 めいじさい

日本を文化の薫り高い近代国家へと導かれた明治天皇の誕生日にあたり、御聖徳を仰ぎ、皇室の弥栄、国家の繁栄、国民の安寧とともに、すべての諸産業・文化の振興と平安をお祈りします。

明治祭

15日

蒲鉾昆布奉献祭

七五三の日である11月15 日は「蒲鉾」と「昆布」の日でもあり、平成27年に富山県で行われた全国豊かな海づくり大会への行幸啓を奉祝記念して、同年より斎行されています。
蒲鉾は、永久三年(1115)の文献に祝膳品目の一つとして初見されてから、平成27年に900年を迎えました。昆布も古くから縁起の良い食べ物とされ、蒲鉾とともに富山県の婚礼や祝い事には欠かせない代表的な郷土食材です。

未来を担う子供達の健やかな成長を祈願して、高岡の蒲鉾店・昆布店より、それぞれ献納され、大前に献じられます。

蒲鉾昆布奉献祭

蒲鉾昆布奉献祭

23日

新嘗祭 にいなめさい

2月の祈年祭(きねんさい)と対をなし、新穀をお供えし、今年の豊かな稔りと農林水産商工営業、全ての業種の振興発展の神恩に感謝するお祭りで、県下一円よりの特産物が「進納品」(新米・酒・海菜・野菜・果物・生花・工業製品など)としてお供えされます。

飛鳥時代から行われているとされる重要なお祭りで、今日も宮中では天皇陛下御親ら新穀を天神地祇にお供えされて五穀豊穣の感謝の祈りを捧げられます。

新嘗祭

新嘗祭

10月1日~
11月30日

晴れやか 七五三まいり

3歳の男女児のお祝い「髪置き」、5歳の男児のお祝い「袴着」、7歳の女児のお祝い「紐解き」として、子供が無事に日々を過ごして大人に近づいていくことを神様へ奉告、感謝し、今後の成長と健康をお祈りします。

七五三まいりはこちら

七五三まいり

12月 年の瀬の祓いで家族の絆を確かめる

冬至の日

冬至祭 とうじさい

一年で最も昼が短く、夜が長い「冬至」の日、地元の丸果株式会社高岡青果市場より奉納された〝柚子〟や南瓜などの青果を雅楽の名曲「蘭陵王(らんりょうおう)」の奏楽のもと、御神前に献供します。

平成23年から行われている神事で、東日本大震災はじめ数々の災害の記憶を忘れることのないよう、日本の復興と、各家庭の幸せを祈り、宮司が祝詞を奏上、舞楽の大曲で〝日没還午楽〟とも称される「陵王」が舞われます。
祭典後、参列者にお供えされた柚子をお配りするとともに、柚子茶が振舞われ、体を温めていただきます。

冬至祭

冬至祭

25日

煤拂祭 すすはらえさい

近年新たに発見された「射水神社祭日表」に基づいて、平成26年に再興されたお祭りで、社殿の一年間の煤を払い、除災招福と心身健全の祈りを捧げます。

年の瀬間近、社殿での祭典後、宮司はじめ神職・巫女が4メートル程の忌竹を持ち、本殿や拝殿の諸殿舎、鳥居と、初詣時に古城公園の玄関口となる駐春橋を払い清めます。

煤拂祭

煤拂祭

29日

年越大祓 としこしのおおはらえ

年越の大祓では、「麻苧(あさお)」と「木綿(ゆう)」によるお祓いの後、射水川に見立てた3本の御幣が取り付けられた檜樽の「斎水(いみず)」に「人形代(ひとかたしろ)」を投じ、災厄罪穢れを祓い清めます。

また、ご家族友人揃って清々しく初春をお迎えいただくため、当日参拝できなかった方もお祭りに近いお祓いが受けられるよう「大祓斎串(おおはらえいぐし)」を授与しています。

大祓斎串は、長さ約20cmの竹串の先端を割り、越中の五箇山和紙から切り出した紙垂を挟み、麻苧で結わえたもので、5枚の紙垂には、罪穢れを祓う祓戸四柱の大神等と、射水の大神を合わせた五柱の御力で災厄を除く意味が込められています。

この斎串を手に、自らの身体や、玄関・部屋など清めたい場所を左・右・左の順で祓い、1月14日の左義長「射水の火祭り」で神社へお納めていただき、お焚き上げします。

年越大祓