合格祈願『梅ヶ枝』 12/25より授与

富山県下一円で古くから伝わる「お正月の天神様」飾りは、天神様(菅原道真公 すがわらのみちざね こう)の御縁日であり、お正月を迎えるために各家で天神様を飾り始める毎年12月25日から1月25日までの間、各家々の床の間で「掛け軸」や井波彫刻による「木彫」、郷土玩具の「土人形」をお飾りして鏡餅や御神酒をお供えする越中文化を代表する年中行事、民間習俗です。

『梅ヶ枝 うめがえ』は、〝菅原道真公が愛した梅〟にちなんで、境内の梅の「ずばえ」(若い枝)を用い、神職が一本一本、長さを整えて「紅白の幣」を取り付け、巫女が〝合格祈願のお守り〟と〝合格絵馬〟を取り添えました。

「受験生にお正月はない」とも言われますが、『梅ヶ枝』を勉強机や床の間の天神様の前に置いて、正月気分返上で受験勉強に励み、また時に梅の香でリフレッシュをし、春には梅に続いて「サクラ咲く」合格の吉報へと結んで頂きたいと思い、奉製しました。

12月25日より、進学受験生や就職試験活動の学生、ご家族様などに特別授与を致します。どうぞお参りください。